外は35℃なのに、オフィスに入った瞬間に手足が冷たくなる。電車で鳥肌が立つ。帰宅してもなんだかだるい。「夏なのになんで冷えるの?」という感覚、すごく多くの方が持っています。冬の冷えより気づきにくいぶん、気づいたときには体がだいぶ疲れていることも。夏こそ意識して体を整える時間をつくってほしいと思っています🌊
1. 夏の冷えが起こりやすい理由
夏の冷えは3つの原因が重なって起きやすいと言われています。
外と室内の温度差が大きすぎる
屋外35℃、オフィスやショッピングモールの中は24〜26℃。この10℃前後の温度差を繰り返すことで、体温調節をする自律神経に大きな負担がかかります。自律神経が乱れると、冷えはもちろん肩こり・頭痛・倦怠感にもつながりやすくなります。
冷たいものを摂りすぎる
アイス・冷えたジュース・そうめん・ビール。夏の食事はどうしても冷たいものに偏りがちです。内臓が一気に冷やされると、体が温め直そうとしてエネルギーを消耗します。これが夏の「なんとなくだるい」の原因になることも。
薄着・肌の露出が多い
ノースリーブ・素足にサンダル・ショートパンツ。屋外では快適でも、冷房の効いた室内では手足・お腹・腰が直接冷えてしまいます。特にお腹まわりを冷やすと内臓全体の血流が低下しやすくなります。
2. 夏の冷えセルフチェック
3つ以上当てはまったら、夏冷えが体にサインを出しているかもしれません。
- 冷房の部屋に入るとすぐに手足が冷たくなる
- 夏なのにお腹を触ると冷たい
- 夕方になると足がむくんで靴がきつい
- 朝起きたときに体がだるい日が続く
- 冷たい飲み物を一日何杯も飲んでいる
- シャワーだけで済ませる日がほとんど
- 肩こり・頭痛がなんとなく増えた気がする
- 夜、寝つきが悪い・途中で目が覚める
- 生理の不調が夏に出やすい
3. 外出先・オフィスでの冷房対策
設定温度を自分で変えられない場所ほど、自分側の工夫が大切になります。
- カーディガンや薄手のストールをデスクに常備
- 足元にひざ掛けを一枚置いておく
- 夏でも薄手の腹巻やハイウエストショーツでお腹を守る
- 温かい飲み物をこまめに取り入れる(白湯・ほうじ茶・ルイボスティー)
- 1時間に一度は立って足首を回す・軽く歩く
- バッグに薄手のカーディガン・ストールを一枚入れておく
- 冷風の吹き出し口から離れた席を選ぶ
- スカートの日は膝に小さくたためるブランケットを
- 長時間いる場所ほど羽織りもので調整
- ランチは温かいスープ・味噌汁を一品プラス
- 席は冷風の吹き出し口から離れた場所を選ぶ
ここを冷やさないだけで体全体の冷えが変わりやすくなります。
4. 自宅でできる夏の温活習慣
外で冷えた体は、夜の時間でじんわり整えたいところ。夏でも無理なく続けやすい習慣をまとめました。
ぬるめの湯船か足湯
夏はシャワーだけで済ませがちですが、38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分浸かるだけで体の芯が変わります。暑くてしんどい日は足湯だけでもOK。バケツにお湯を張ってくるぶしまで浸かるだけでも、下半身の血流が整いやすくなります。
寝るときに足首を冷やさない
「夜、足が冷たくて眠れない」という夏冷えの悩みは多いです。薄手のレッグウォーマーや綿の靴下で足首だけでも温めておくと、入眠しやすくなる方が多いです。
腹巻・ハイウエストインナーでお腹を守る
お腹まわりを温めると内臓の血流が整いやすくなります。夏用の薄い綿・シルク素材の腹巻なら蒸れにくく、寝ているときも続けやすいです。
よもぎ蒸しで体の芯から整える
冷房で冷えた体をリセットする時間として、よもぎ蒸しを夏の習慣に取り入れている方が増えています。下半身からじっくり温めることで、冬の冷えとはまた違う「夏の体のだるさ」が和らぐ感覚を持つ方が多いです。
軽いストレッチ・足首回し
ふくらはぎは「第二の心臓」と言われるほど血流に関係する場所です。テレビを見ながら足首を回す・その場で軽く足踏みするだけでも下半身がじんわり温まります。寝る前に2〜3分やるだけでも眠りやすさが変わってきます。
5. 食事で整える
完璧にやろうとせず「今日は一品だけ意識する」くらいがちょうどいいです。
積極的に取り入れたいもの
- しょうが(特に加熱したもの)・にんにく・ねぎ
- 味噌汁・スープなど汁物を一品プラスする
- 常温または温かいお茶(ほうじ茶・よもぎ茶・白湯)
- 根菜類(にんじん・ごぼう・れんこん・さつまいも)
- 発酵食品(納豆・味噌・ぬか漬け・甘酒)
- たんぱく質をしっかり摂る(肉・魚・卵・豆)
少し控えたいもの
- 氷入りのキンキンに冷えた飲み物
- アイス・かき氷を毎日食べる習慣
- そうめん・ざるそばだけの冷たい単品食事
- 冷たいビール・生ものばかりの夕食
※ すべてを我慢する必要はありません。「毎日続いていないか」を見直すくらいがちょうどいいバランスです。
6. こんな時は受診を
- 冷えだけでなく、強いだるさ・発熱・めまいが続くとき
- 手足のしびれ・感覚の違和感があるとき
- 生理の不調が明らかに悪化しているとき
- 持病があり温活の可否を確認したいとき
- 妊娠中の方は温活を始める前にかかりつけ医へ
サロンをやっていたころ、「夏なのに冷え相談が多い」のは毎年のことでした。特にオフィス勤めの女性から「真冬より夏の方が冷える」という声が本当に多かったです。
私自身も、夏は気を抜くとアイスを食べ、シャワーだけで済ませて、気づいたら肩こりや疲れが抜けない状態になっていました。「冷房の部屋では必ず一枚羽織る」「夜は湯船かせめて足湯」「温かい汁物を一日一杯」の3つだけ意識するようにしてから、夏の後半の体調が変わった気がしています🌊
まとめ:今日から始められる小さな一歩🌊
※ 個人の体験・感想です。体調に不安がある方は医師へご相談ください。